憧れのガーデンウェディング…日本ではお座敷婚?

憧れのウェディング…というと、まっさきに浮かぶのが、緑に囲まれたお庭で挙げる「ガーデンウェディング」とでも言う情景です。映画のワンシーンなどでも、しばしば目にするうちに、そのストーリーにも盛り上げられて、憧れとなっています。
 参列者は、親しい友人や親族といったごくごく限られたメンバー。心から祝ってくれる人たちに見守られる結婚式は、どんなに素敵なことでしょう。
まずは、みなさんの前を腕を組みながら前に進む新郎新婦。そして、誓いの言葉を口にします。それから、みなさんからの温かい拍手に包まれて、…もちろん誓いのキス!
 外国の映画を見ていると、立食のようなパーティーも多いですが、私が憧れるのは、長い長いテーブルにテーブルクロスが敷かれ、席に着く参列者それぞれの想いが抱かれて、会話がなされていくようなシーンです。新しい旅立ちを迎える二人に対して、みんなから送られるメッセージには、笑えるような思い出も回想されたり、感動秘話も出てくるかもしれません。
 そして、司会者などもいない結婚式は、みんなが想い想いの言葉を発していきながら、最後のデザートが配られる。その時には、きっと新婦は涙して、両親に感謝の想いを伝えているんじゃないかな? そして、ほろ酔い加減でみんなでダンスをしてお祝いをするのです。
 そんな妄想を抱きながら、はて、日本にも伝統的なお座敷で挙げる結婚式があったのだわ…と思い当たりました。
 それは、きっとNHKの朝ドラに出てくるようなシーンでしょう。親戚一同や、近所のおじさんおばさんが集まり、羽織袴、白無垢に身を包んだ新郎新婦が金屏風の前に鎮座し、喉自慢の親戚が「高砂や〜」と唄い出す。あとは、飲めや唄えやの宴会状態。そういった風景も思い浮かべてみると、いいものだな〜と思ってきます。古き良き日本の伝統的情景でしょう。
 そんなわけで、娘の結婚式には、自分の憧れを少しでも実現してもらおうと、初めのガーデンウェディングから回りまわって憧れとなった「白無垢」を着てもらったことが、最近の一番の私の満足です。

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